パソコンを買い換える時に注意したいのが廃棄・処分方法です。パソコンやディスプレイモニターには、リサイクルが義務付けられており、さらに家庭用と業務用でも処分方法が異なります。これまでとは違い、自治体での処分や回収は行われていないため、一般的なゴミと一緒に不燃ゴミや粗大ゴミとして出すことはできません。これから処分する予定がある方は、正しい方法で処分するようにしましょう。
資源有効利用促進法
資源有効利用促進法とは、限られた資源を再利用し、循環型社会を形成していくための取り組みの1つです。3R（リデュース・リユース・リサイクル）を総合的に推進しており、メーカーには回収やリサイクルが義務付けられています。
パソコンの場合は、デスクトップ本体やディスプレイ、ノートパソコンが対象となっており、これらは法律に基づき処分することが求められています。
ただ、プリンターやキーボード、マウス、サーバなどの周辺機器は対象外となるため、自治体や中古OA機器回収業者に依頼して処分する必要があります。自治体の場合、地域によって対応が異なるため、回収してもらえない場合もありますが、中古OA機器回収業者ならいつでも対応可能です。
家庭向けと事業系パソコンをリサイクルする時の違い
どちらもパソコンリサイクル法に則り、再資源化されることに違いはありません。ただ、家庭から廃棄されるゴミは一般廃棄物として処理されるのが一般的なのに対し、事業活動によって生じたゴミは産業廃棄物として処理されます。
パソコンリサイクル法が始まった平成15年10月以降に販売されている家庭向けパソコンには、PCリサイクルマークというものが貼り付けられています。このマークはパソコンを購入した時にリサイクル料金が既に支払われていることを示しており、メーカーはマークが貼り付けされているパソコンを無料回収する義務があります。
それに対し、企業や法人が使用するビジネスパソコンは、回収時にリサイクル費用を負担することになっているため、基本的にはPCリサイクルマークが付いていません。さらに、家庭用のPCリサイクルマークが付いたパソコンであっても企業や事業所から排出される場合は、産業廃棄物として扱われるため費用が発生します。
神奈川にある弊社では、中古OA機器回収を行っています。OA機器全般の買取を行っていますので、パソコンだけでなくサーバやコピー機、FAX、ビジネスフォンなどもまとめて処分したい場合は、ぜひご利用ください。また、データ消去サービスも行っています。神奈川でデータの消去でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
