HDDに残ったデータは消去しなければ、トラブルの元になってしまいます。しかし、データ消去はそう簡単ではなく、全てを消去するには知識と技術が必要です。そのため、HDD廃棄はぜひプロにお任せください。弊社では、神奈川を中心に中古OA機器回収やデータ消去を行っております。
削除・フォーマットは表面上見えないだけ
削除やフォーマットを利用すれば、簡単にデータを削除できたように見えます。しかし、削除・フォーマットは、データを表面上見えなくしただけで、データは削除されていません。市販のデータ復元ソフトを使用すれば、簡単に復元が可能です。
データ消去ソフトは時間がかかる
データ消去ソフトは、データを上書きすることで、元のデータを塗りつぶす方法です。しかし、この方法でデータを消去するには時間がかかり、大容量のデータを消去するのには向いていません。確実にデータを消去するには、最低でも3回の上書き作業が必要になります。
また、この方法は記録メディアが原型を残していますので、コンピューターで再読込できる可能性が高くなっています。そのため、データ消去が不完全だと、容易にデータを取り出すことができます。
磁器消去は不十分
アメリカ国防総省規格でも推奨されており、強い磁器を照射することで、データを消去する方法です。しかし、正しい手順で行わなければ、データ消去が不十分になってしまいます。元々記録メディアはデータが簡単に消失しないように作られていますので、磁器に対する抵抗力(保磁力)を持っており、磁器削除を行うには保磁力の約1.4倍以上の強さが必要です。もし、磁器が保持力より低ければ、データ消去は行われません。
物理破壊・穿孔(穴開け)は間接的
物理破壊や穿孔(穴開け)は、記録メディアが壊れますので、データを読み込むことが不可能になります。しかし、穿孔(穴開け)の場合、穴を空けた部分のデータは無くなりますが、残った部分にはデータが残ります。
そのため、高度な読み取り機などを使えば、情報の抜き出しが可能です。つまり、形状が変わっただけで、データそのものは残っている状態なので、間接的な消去方法といえます。
確実にデータを消去するには…
確実にデータを削除したいのであれば、米国国家安全保障局方式などの利用をおすすめします。この方法は、研究所など機密情報を多数取り扱う場所で推奨されているデータ消去方法です。各クラスタに乱数を2回書き込んだ後に、0(ゼロ)で1回上書きします。データ復旧ソフトによる復旧、コンピューターでの読み込みの可能性もだいぶ低くなります。
弊社では、神奈川を中心に中古OA機器回収を行っています。パソコン・サーバ・コピー機・FAX・ビジネスフォンなど、不要なOA機器は弊社へお任せください。中古OA機器回収の他にも、データ消去サービスも行っています。中古OA機器回収のタイミングで、一緒にデータ消去もできます。弊社では、米国国家安全保障局方式を採用していますので、確実なデータ消去が可能です。